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マヒンドラ・ライズ、健康を守る財布

乳がんについて周知することでインドの女性がお金だけではなく健康も守るための財布を製作した。

インドの田舎地方では乳がんの発生率が上昇しているが、簡単な予防的セルフチェックに関してはほとんど周知がなされていない。さらに、こうした僻地の村では、文化的に女性は自身の健康問題についてオープンに語ることがない。そのため、何か目立たず個人的なものを通して、乳がんについてリマインドする必要があった。そこで注目したのが、インド女性の伝統的な財布である「バトゥア」である。何らかの行動の変化を促進するベストな方法とは、すでに文化に浸透している行動の波に乗ることだ。

インドの田舎地方の女性には、自分のお金を守るための独特の風習が伝わっている。財布をブラウスの胸のすぐ横にしまっておくのだ。この、同地域に特有の文化に関する知見を応用して、マヒンドラ・ライズはセルフチェックする女性を描いたカスタム仕様の財布を作り出した。この財布の内部には自分で簡単にできる検査法が示されており、その検査を自分でも行うよう財布がリマインダーの役割を果たしているのだ。財布には肌に優しいプリント生地が用いられ、9つのインドの有名な郷土芸術の様式が使われている。この「バトゥア」はかくして、お金だけではなく、健康をも守る財布となったのだ。