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農業バンキング

新鮮な果物や野菜を銀行預金に変える世界初の取り組み

バングラデシュに住む1億6700万人のうち、3600万人は金融システムから隔絶された人々だと考えられている。お金を借りる手段が無く、将来を金銭的に守るための貯金や方法なども無い。彼らの多くは小さな農家で、普段は地元の市場では売り切れないほどの作物を育てている。この余剰作物は廃棄されたり、赤字を出しながら中間業者に売られたりすることが多い。

ユナイテッド・コマーシャル・バンクの農業バンキングは、新鮮な果物や野菜を銀行預金に変える世界初の取り組みである。大手銀行のユナイテッド・コマーシャル・バンクは、バングラデシュ最大の食料品チェーンであるシュワプノと提携し、これらの作物を適正価格で購入することにした。農業バンキングによって、農家は作物と引き換えに少額預金口座を開設することができる。シュワプノは、農家と物流の巨大なネットワークを通じて、新鮮な果物や野菜をバングラデシュ中の店舗に届けることができる。

最終的には、農家に公式経済へ参加する機会を与えることで、不平等を減らし、彼らのビジネスが成長するのを助けることになる。農業バンキングが開始されると、わずか1か月で、750の新規口座が開設され、58トンの作物が回収された。また、40以上のメディアで取り組みが紹介され、115の村が農業バンキングへの参加を求められた。