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WanitaBesi (鉄の女)

侮辱に使われてきた言葉を強い女性のシンボルとして再定義。女の子たちにスポーツを続けるよう呼びかける

スポーツは人を変える力を持っている。スポーツは身体の健康を維持するだけでなく、チームワーク、自信、リーダーシップ、ポジティブな身体イメージなど生きていく上で重要なスキルを教えてくれる。これらは次世代の強い女性の育成に必須の特性だ。しかし14歳までにスポーツをやめてしまう女子の割合は男子のそれの倍にのぼっている。その主な原因の一つが時代遅れの価値観に基づくいじめや侮辱である。マレーシアでこの種の侮辱に使われる言葉の一つが「Wanita Besi」だ。直訳すれば「鉄の女」。この文脈ではネガティブな意味で使われ、若い女の子を女らしくない、愛想がないと揶揄する言葉である。

パンテーンはマレーシアのスポーツヒーローたちが登場する一連のフィルムを制作し発表した。彼女たち自身いじめに遭ってきているのだが、このフィルムでは自らを#WanitaBesiと呼び、女性が達成したリアルな偉業を映すレンズを通じてこの言葉を定義しなおした。「侮辱」するために使われてきた言葉が刺繍されたリストバンドとお揃いのヘアバンドが作られ100,000セット以上が配られた。スポーツウーマン、ニュースキャスター、ファッションデザイナー、女子生徒、フィットネスに励む女性たちなどがみんなプライドをもって「侮辱」するための言葉が刺繍されたバンドを身に付けた。これによって「鉄の女」は強さ、自信、プライド、意志を意味する新しい言葉となり、国中の女の子たちに対する「強くあれ」「美しくあれ」「スポーツを続けて」という呼びかけとなった。