リュブリャナの美術アカデミーでデザインの研究を終えた後、ペトラはグレイ・リュブリャナでアート・ディレクターの職に就きました。現在、ペトラはエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターとして、最大手の地方および世界的ブランドに向けたキャンペーンの高品質と効果に対して責任を負うクリエイティブ・チームを指導しています。ペトラは創造的世界においては猛烈なリーダーです。彼女は常に自分の直感を信じて、決して諦めることをしません。グレイ・チームと共に彼女はグレイにエージェンシー・オブ・ザ・イヤー(SOF –スロベニア広告祭)の名誉ある称号と、アドリア海地域エージェンシー・オブ・ザ・イヤー(バルカンヌ祭)の称号をもたらしました。また彼女自身、カンヌ・ライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルでクリエイティブ・ディレクター・オブ・ザ・イヤーの称号を獲得し、2つのカンヌライオンズを受賞しました。これはスロベニアにとっては過去12年間に獲得する初のカンヌライオンズでした。数々の成功を収めながらも、ペトラは常に基本に立ち返ります。彼女は今も「負け犬」の気持ちを忘れません。それは、毎回ゼロからやり直して全てを創り出す力を見出した時にこそ、最上のものを創ることが出来ると信じているからです。
スペラ・ゾルツは、コミュニケーション分野で19年以上の経験を持つ。その経歴の中で、彼女はエージェンシー、そしてクライアントの側に立って仕事をしてきた。そのため、双方の立場を非常によく理解している。グレイ・リュブリャナに入社以来、彼女はそのエージェンシーを苦心して完全に変革し、真に統一性のある提出物、多次元的アプローチ、そしてクライアントのニーズに対する戦略的な理解により、地元と地域市場のナンバーワンのエージェンシーに押し上げた。彼女は自らを現場主義のマネージング・ディレクターと見なしており、グレイの最大のクライアントを担当するメディア、クライアントサービス、戦略分野のディレクターとして今なお活躍中。彼女が最も情熱を注ぐ対象はいまだに広告だが、スポーツと高速でのドライブもそれに近いほどに愛している。