「エルプレジデンテ」としても知られるエドゥアルドは、2019年1月よりグレーヨーロッパの社長兼CEOを務めています。それ以前は、彼はグレイラテンアメリカの社長兼CEO、およびエクアドルのマルリグレイの社長兼チーフクリエイティブオフィサーでした。 彼は欧州クリエイティブ委員会の会長であり、また現在、グレイのグローバルクリエイティブ委員会のアクティブなメンバーでもあります。2012年、マルリはエクアドル初のカンヌライオンを獲得しました。彼のリーダーシップの下、マルリ・グレイはエクアドルのエージェンシー・オブ・ザ・イヤーとして2013年、2014年、2015年、2017年、2018年を含む10回以上受賞しています。エドゥアルドは過去7年間でエクアドルのチームと、またのちにラテンアメリカのチームと共に2つのグランプリを含む100以上のカンヌライオンズを集めました。彼の「他と違ったやり方でやる」という信念のもと、グレイは業績の鍵となる推進力としてクリエイティブな評判にフォーカスして前例のない新しいビジネスと経済成長を達成し、2017年と2018年にラテンアメリカ地域ネットワークオブザイヤーとして表彰されました。
ハビエル・カンポピアーノは世界で最も実績のあるクリエイティブリーダーの一人で、グレイにはグレイ・ヨーロッパ & グローバル・クライアンツのクリエイティブ部門最高責任者として参加しています。この新しいポジションでは主要なグローバルクライアントのクリエイティブ面の状況を監督しており、さらにグレイ・ヨーロッパのクリエイティブプロダクトと人材の開発も行っています。
グレイに入社する以前、ハビエルはSaatchi & Saatchiに4年間務めており、その後FCBメキシコにパートナー兼クリエイティブ部門最高責任者として在籍しました。彼はクリエイティブ部門最高責任者として、FCBの主要オフィスであるニューヨークオフィスのクリエイティブ面での評判を生まれ変わらせました。
彼は"It's a Tide Ad"キャンペーンで世界的にその名を知らしめました。これは2018年のスーパーボウルをハイジャックしたユーモア溢れる広告で、カンヌライオンズ賞のチタニウムグランプリや2019年のグランドエフィー賞などのさまざまな賞を獲得しました。批評家もこの広告のユーモア、完璧な作り、クレバーかつ古典的な問題解決型のマーケティングを絶賛しました。
カンポピアーノはそのユニークな才能を使い、大規模なグローバルネットワークのために巨大なグローバルブランドを作り上げながら、自身のキャリアを築いてきました。彼はオグルヴィ・アルゼンチンのインターンとしてキャリアをスタートさせ、後にオグルヴィとSaatchi & Saatchi、FCBのラテンアメリカ地域のクリエイティブ部門の最高責任者に抜擢されました。その後、FCBニューヨークのパートナー兼クリエイティブ部門最高責任者も務めています。彼はカンヌライオンズ賞を49つ、さらにブラックペンシルも受賞しており、クリエイティブ業界で国際的に最も有名な数々の賞を獲得しています。
イアンは、ヨーロッパ・中東・アフリカ担当の最高財務責任者として、2012年9月にグレイに入社し、同地域におけるネットワーク全体の事業再編・再構築において、リージョナルチームの手助けをしました。彼はFCBからグレイに来ましたが、そこではヨーロッパ・中東地域担当の最高財務責任者を4年間務めていました。イアンは「効果的な業務遂行」を信条とし、単なる処理と報告だけでなく、ビジネスを理解して、その運営のあり方に徹底的に関与することが財務機能の義務であると考えています。ワンダーマンの経営移管の際には、ヨーロッパ・中東・アフリカ担当最高執行責任者とワンダーマンUKのマネージングディレクター代理も務め、財務とオペレーションの垣根を越えてきました。その当時、フォードやダノンとのグローバル契約を交渉し、さらに4つのワンダーマン事業をイギリス最大のリレーションシップ・マーケティング広告代理店に統合しました。イアンは11年間にわたってヤング・アンド・ルビカムグループ、その中でも主にワンダーマンに勤務し、そこではイギリスの最高財務責任者やヨーロッパ・中東・アフリカ地域のフォード関係の最高財務責任者を務めました。それ以前は、1989年にロンドンで勅許会計士の資格を得た後、ブラジルのプライスウォーターハウスクーパースに3年間勤めていました。
ショードは2014年3月にグレイに入社し、5つの言語で話す。ヨーロッパ全体でグレイの人事を統率。カナダ出身で、ここ20年間はアムステルダムに在住し、HRを率いる。アディダス、デル、シルク・ドゥ・ソレイユ、アブソリュートを対象とするグローバルな広告ネットワークを構築しようとするシドリーのオペレーションズを担当。彼のキャリアを広告へと動かした転機は、モントリオールのシドリー時代に訪れた。『Conversational Capital』と題するフィナンシャル・タイムズ出版社による4つの言語での出版プロジェクトを率いたときである。それまでは、食品小売業界でのコミュニケーションおよび戦略的ならびに一般管理の役割に関係していた。その前には、シェフの見習いを勤め上げ、今ではそれがプロジェクト管理を学ぶ最高の機会だったと感じている。100のランチを40分で準備するには、優れた計画とマルチタスク技術が必要となる。間違えると悲惨である。上手くできると次の日も注文が来る。現在グレイで彼は、地域において人材の認知度向上を図るという責任を担っている。これには、HRスペシャリスト、CEO、CFOの皆さんと密接に働き、人材を識別し、開発し、関与させることが求められる。この取り組みの特徴は、幅広くまた時間をかけて行われることである。これは効果的なことで有名であり、当社の文化の象徴ともなっている。当社の文化は、毎日互いをどのように理解しようとするかに表れる。そして、約束を果たす方法、サービスを提供する方法、勤労態度、フィードバックの方法、コミュニケーションを図る方法にも表れる。