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ナタリー・ベネガス | April 01, 2022

パンテーン、感動的なショートフィルムでキンセアニェーラ(15歳の誕生日の祝儀)を祝う、これまで経験できなかったトランスジェンダー女性と共に

パンテーンは最新のキャンペーンで、文化的、家族的な受容性を強調

パンテーンは最新のキャンペーンで、文化的、家族的な受容性を強調

 

ラテンアメリカのコミュニティでは、キンセアニェーラは大人の女性への通過点と考えられている。しかし、トランスジェンダーの人々は、文化的受容性の問題や制度的障壁のために、または自分の本当の性別を知らないか、共有できていないために、こうした文化的伝統に参加することからしばしば排除されてきた。

 

そこで、 「国際トランスジェンダー認知の日」を記念して、パンテーンはトランスジェンダーの女性に、彼女がこれまで経験してこなかったキンセアニェーラを用意した。

 

10代の時にキンセアニェーラを拒否され、現在は40代の女性トランスジェンダーであるイサ(Isa)の、キンセアニェーラを記録したドキュメンタリー風のショートフィルムが公開された。エージェンシーのグレイニューヨークと共同で制作された5分間のフィルムは、文化的および社会的受容からのこの種の排除が、最終的にトランスジェンダーの人々にどのような影響を与えるかを浮き彫りにしている。 例えば、ラテン系や黒人のトランスジェンダーは、家族から勘当される可能性に加え、統計的に 世界規模で暴力を受ける危険性が高くなっている。パンテーンは、最近の研究が、別の現象、つまり根本的な受容の影響に光を当てることを望んでいる。

 

「15歳でも44歳でも、自分が何者であるかを知るのは、いつ、何歳であろうと関係ないのです。彼らが自分らしくいられること、そしてその真実を共有できることは、いつだって祝福すべき瞬間なのです」とパンテーンのラテンアメリカ向けコミュニケーションディレクターであるマルティナ・ブルバッハーは、声明の中で述べている。「ブランドとして、私たちは髪の持つ力と、髪がいかに本当の自分自身を表現するためのステートメントになり得るかを知っています。ですから、自分の人生の歩みを祝福するトランスジェンダーの女性であるイサのようなストーリーを取り上げることは重要なことです」

 

認知、文化、変化

 

用意されたまたと無いスポットの元で、ラテン文化とトランスジェンダーの誇りを融合させたイサが、家族や友人の前で自分のアイデンティティを取り戻し、文化や家族の受容の重要性を強く表現した。また、キャンペーンフィルムの認知度を高めるために、パンテーンはまたLGBTQ+の人々の受容と包摂を支援するGLAADと協力し、ストーリーを共有し、問題に取り組み、文化の変革を促すストーリーを磨き上げている。

 

こうした中、多くのブランド、e.l.f. Beauty、Mastercard、そしてNikeなどがジェンダー・アイデンティティや、より大きなトランスジェンダー・コミュニティが直面する制度的障壁について言及し始めているが、有色人種のトランスジェンダー・コミュニティをより明確に 認知 させることが極めて重要である。

 

しかし、パンテーンやドリトスメキシコのようなブランドは、文化的な語り口を変えるキャンペーンで、そのギャップを埋め、ラテン系のLGBTQ+コミュニティを盛り上げていくことに貢献している。

 

「私たちは、すべての若いトランスジェンダーに勇気を与えるために、「国際トランスジェンダー認知の日」にこのフィルムを公開することを決めました。どんなことでもできるはずなのです。幸せと受容は、誰もが手に入れるべきものでしょう」とグレイのエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター、ハビエル・ボニーヤは声明で述べている。

 

イサのキンセアニェーラのまは、ブランドのYoutubeチャンネルで視聴できる。統合されたデジタル主導のキャンペーンとして、今後オンラインビデオ、ソーシャルメディア、インフルエンサー、広報活動も含まれる。

 

Adweek誌に掲載