2017年、マイケルヒューストンはグレイグループの102年の歴史の中で5番目の最高経営責任者になりました。マイケルは2007年にグレイに入社し、20億ドルを超える新規クライアントマーケティング投資を獲得するのに貢献したほか、「エージェンシーオブザイヤー」賞を3回受賞しました。2011年にグレイニューヨークのMD(代表取締役)、2012年にCOO(最高執行責任者)、2013年に北米のCEO(最高経営責任者)に指名され、2016年にグレイのグローバルプレジデントに就任しました。マイケルは、アカウント、戦略、事業開発、コーポレートコミュニケーションを始め、広告業界の数々の分野で活躍してきました。 1990年代にブランドコンサルタント会社を設立する他、KB+P、ランドー、Y&Rでも主導的地位に就任しました。マイケルは2012年にクレインの「40歳未満の40人」のリストに、また2017年に4Aの「広告を素晴らしいものにする100人」のリストに指名されました。彼はまた、世界で最も貧しい国の緊急救援、教育や研究プログラムを通じて貧困と苦しみに取り組むことを専門とする世界的な人道主義グループ、コンサーン ワールドワイドの役員を務めています。
世界的に認められたクリエイティブイノベーターであり、広告の境界を拡大してきたリーダーでもあるジョン・パトロウリス氏は、2017年にグレイのワールドワイド・チーフ・クリエイティブ・オフィサーに任命されました。ジョン氏は、ニューヨークを拠点とするグレイネットワーク全体で、クリエイティブに関する責任者を務めています。それ以前はBBH New Yorkに6年間務め、CCOから始まり、史上初のクリエイティブ・チェアマンにまで昇進しました。ジョン氏の指揮の下、BBHはニューヨークで最も多く受賞するエージェンシーの一つとなり、ジョン氏はAdweek 50に指名されました。BBH以前は、サンフランシスコでAgencytwofifteenとT.A.G.を共同設立し、Xbox Halo 3 "Believe" のグローバルキャンペーンを主導しました。これは、この十年で最も創造的な賞を受賞したキャンペーンです。ジョン氏は、TBWA/Chiat/Dayでコピーライターとしてキャリアをスタートし、グローバル・クリエイティブ・ディレクターに昇進、アディダスのカンヌ・マーケター・オブ・ザ・イヤー受賞に貢献しました。ジョン氏は、ワン・ショーの「ベスト・イン・ショー」、グランド・クリオ、グランドエフィー、グランド・エフィ、カンヌ・グランプリを含む国際的なトップ・クリエイティブ賞を何度も受賞しています。
ニルヴィック・シンは先ごろ、グレイ・グループの最高執行責任者に指名されました。グレイ・アジア太平洋、中東、アフリカ(AMEA)の取締役会議長兼最高経営責任者の役職はそのまま継続します。彼の経歴はユニリーバのリプトン・インディアで始まり、26歳の時にグレイ・コルカタに責任者として加わりました。彼の統率力の下、同エージェンシーは4年連続でエージェンシー・オブ・ザ・イヤーに輝き、この街で二番目の大手となりました。33歳の時にはグレイ・グループの責任者として、国内全土に業務対象を拡大しました。ニルヴィックは、これまでに、中国、韓国、タイ、インド、ベトナム、UAEで率先して買収を行っています。彼はAMEAの業務を監督し、グレイの越境統合市場の世界的な業務を担当してきました。スパイクス・アジアで開催されるグローバル・アジアン・アチーヴァーズの年次会議を主催しており、これまでカンヌ・ライオンズおよびグローバル・エフィ賞の審査員を務め、「エージェンシー・ヘッド・オブ・ザ・イヤー」やインドのバラット・ニルマン・ラタン賞をはじめとする数多くの賞を受けています。彼は現在、レイモンド・アパレルの(非執行)役員およびショッパーズ・ストップの社外取締役を務めています。
グレイ・ニューヨークの初代CEOであるデビー・ライナーは、20年以上にわたるグレイの成功に貢献してきました。2018年にデビーは、クライアントに最高のクリエイティブバリューを提供することを約束し、クリエイティビティにグレイのリソースと人材の75%を投資することなどを含む、新たなイノベーションモデルのビジョンを発表しました。デビーはハーバード大学を卒業後、1989年にグレイに入社し、グレイを世界一の美容関連広告代理店へと成長させる手助けをしてきました。JWTにおいてクレイロールの展開で成功を収めた彼女はグレイに戻り、1999年にパンテーンのグローバル改革を主導し、カバーガールにエレン・デジェネレス、クレイロールにトランスジェンダーモデルのトレーシー・ノーマンを起用するなど、革新的なキャンペーンの創造に貢献しました。2013年にはジレットのグローバルピッチを主導し、さらに2014年にはヴィーナス、ブラウン、アートオブシェービングを手掛けました。
コリー・バーガーは最近、初めてのワールドワイドCMOとしてGray Groupに加わった。
Greyでは、コリーはネットワーク全体にわたる代理店の成長を推進する役割を担い、一方で象徴的な「Famously Effective」のブランドストーリーとその潜在能力を伝えるマーケティング活動を主導している。
コリーは以前、独立系のクリエイティブエージェンシーである Pereira O’Dellのマネージングディレクターを務め、ニューヨークでの事業を設立してこれを率い、すばらしい成長を成し遂げ、またそのクリエイティビティを称賛された。彼の在任期間中、この代理店は市内で最も急速に成長し高く評価されたクリエイティブショップの1つとなった。2016年、コリーの努力により、 彼は切望の的となる「Ad Age 40-under-40」の1人に選ばれた。
POD以前は、コリーは、Mother、Momentum、Noiseなどの主要なクリエイティブエージェンシーで役職に就いていた。非常に熟練したマーケティングリーダーであるコリーは、多くの有名企業と提携し、ブランドを文化に注入し、そして業績を高めるという画期的な統合マーケティングアイデアとプログラムを開発した。
ジョナサン・リーは、2015年にグレイに入社、その後昇進し現在は戦略・データ担当グローバル最高責任者を務めています。ジョナサンは、当社戦略グループは、未来を見据えた組織に育て、画期的イノベーションを実現しています。彼は、独自の戦略的視点を創出・実現し、Famously Effective(効く広告)という当社ミッションに沿った大型プラットフォームにふさわしいアイデアを生むクリエイティブな思考を導入しました。
広告の未来は、クリエイティビティ、データ、メディア、テクノロジーの交わるところにあると言われています。ジョナサンは、従来型ブランドプランニングの分野に加え、これらすべての分野で優れた実績を挙げています。グレイ入社前に在籍していたブルックリンを拠点とする世界的デジタルエージェンシー、ヒュージでは、プランニング&戦略担当グローバルマネージングディレクターとして、世界中から集まった100名を超えるスタッフによる統合的戦略提供業務を統括していました。
ジョナサンは、デジタル企業、従来型企業の双方で戦略プランニング・プロジェクトプランニングのシニアリーダーを務めてきました。例えばデジタルエージェンシー、ロゼッタでは「コネクテッド・ワールド(つながる世界)」に向けた新しいプランニング哲学を創出・導入し、TBWA\Chiat\Day ニューヨークではミシュランのグローバルブランド戦略を策定したり、Vonage関連プロジェクトの指揮を執るなどさまざまな業務に携わりました。これまで、分野を超えた優れた統合的戦略モデルを構築し、国境を越えたプランニングやクリエイティブなコラボレーションを成功に導いてきました。
ハビエル・カンポピアーノは、グレイのグローバル・クリエイティブ・パートナーです。 ハビエルはロンドンとマドリッドを拠点にヨーロッパとアジアのクリエイティブ開発を統括しクリエイティブ・ビジョンの設定と実行を支援するとともに、優秀な人材の採用を指揮しています。ハビエルはグレイのグローバル・クリエイティブ・ボードのメンバーとしてワールドワイド・チーフ・クリエイティブ・オフィサーのジョン・パトルーリスと協力しながら、クリエイティブ・プロダクト全体の向上に貢献しています。
ハビエルはサーチ&サーチに4年以上在籍し、チーフ・クリエイティブ・オフィサーとしてニューヨークの旗艦オフィスのクリエイティブな評判を一変させた後、チーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めたFCBメキシコからグレイに入社しました。
ハビエルは、世界的に有名になった「It's a Tide Ad」キャンペーンの首謀者です。2018年のスーパーボウルをジャックしたお騒がせのニセ広告は賞を席巻し、D&ADのブラックペンシル、チタニウムライオン、2019年のグランドエフィなどを受賞しました。批評家たちは、そのユーモア、完璧な仕事、巧妙で古典的な問題解決型のマーケティングを高く評価しました。
ハビエルはそのキャリアにおいて独自の才能を発揮し、巨大なグローバルネットワークのために巨大なグローバルブランドを構築してきました。オグルヴィ・アルゼンチンでインターンとしてキャリアをスタートしたハビエルは、オグルヴィ、サーチ&サーチ、FCBのラテンアメリカ地域クリエイティブディレクターを経て、FCBニューヨークのパートナー兼チーフクリエイティブオフィサーに就任しました。
ハビエルの作品は世界で最も重要な広告祭で認められ、賞を受賞しています。ハビエルはこれまでに、アウトドア部門およびフィルム部門のグランプリやチタニウムライオンを含む50以上のカンヌライオンズを受賞しています。さらに、Clio、LIA、ANA、The One Show、D&AD(ブラックペンシルを含む)、El Círculo de Creativos Argentinos、FIAP、El Sol、El Ojo de Iberoaméricaなどで金賞、銀賞、銅賞を受賞しました。また、ハビエルはカンヌライオンズ、Clio、ニューヨークフェスティバル、El Sol、Wave、FIAP、El Ojo de Iberoamérica、Antigua Festivalの審査員を務め、El Círculo de Creativos ArgentinosではOHH審査委員長、El Ojo de Iberoaméricaでは映画審査委員長を務めています。
Grey North America社でのEVP、かつチーフオブスタッフでもあるリサ・ファビアーノ氏は、企業戦略や運営管理、人事において、世界的な広告会社やマーケティング会社で培った20年以上に渡る漸進的な経験を同社にもたらしています。ファビアーノ氏は、チーフタレントオフィサーとして、人材の獲得や維持、研修や職能開発、業績管理、多様性、従業員関係、組織開発、報酬など人事業務戦略を指揮しました。同社に入社する以前は、富裕層市場での専門知識を有したフルサービス統合型マーケティングコミュニケーションエージェンシーであるHNW社で、ゼネラルマネージャーをしていました。Euro RSCG Worldwide社では、シニア顧客管理役やゼネラルマネージャーを務め、ニューヨークで最も急速に成長しているエージェンシーとなることや、世界的な企業であった同社を世界のトップエージェンシーネットワークと進化させる支援を行いました。
2011年、P&Gのファブリック&ホームケアアカウント(ジョイ、ファブリーズ、ボールド、レノア・レノアハピネス)を率いるグループアカウントディレクターとしてGREYに入社。強いリーダーシップを発揮し、献身的な努力を重ねて優れたサービスを提供し、2015年7月に最高執行責任者に就任。その後、2018年に社長兼CEOに就任。
広告業界でのキャリアは、P&Gのヘアケアから始まり、ヴィダルサスーン、ハーバル・エッセンス、h&sなど。また、SK-II、マックスファクター&イリュームなど、ビューティーケアアカウントを牽引してきた。
フィリップモリス、パーラメント、バージニア・スリム、シマンテック、ノートン、ブラックベリー、日本コカ・コーラ、ケロッグ、クラフト・ジャパンなど数多くの顧客との業務経験を持つ。
高校卒業まで米国ニュージャージー州で育ち、帰国。一橋大学商学部卒業。
グレイ・アフリカの最高クリエイティブ責任者フラン・ルッキンは、南アフリカの最も権威ある出版物であるジ・アニュアルで、南アフリカの広告業界で最も影響力のある人物トップ10に選ばれました。彼女はカンヌライオンズのフィルム部門、カンヌのアウトドア部門、クリオ賞、D&AD賞といった大きな名声あるフェスティバルで賞を獲っています。また、南アフリカのエフィー賞に当たるアペックス賞の審査員団にも入りました。フランは1997年にジュピター・ドローイングルームでコピーライターとして仕事を始め、2000年までにはクリエイティブ責任者になりました。2003年にはオグルヴィー・ヨハネスブルクに入社し、2008年に最高クリエイティブ責任者になりました。その年、オグルヴィー・ヨハネスブルクはカンヌライオンズで上位に入り、2009年にも連続受賞しました。2010年に南アフリカ勢では11年ぶりとなるフィルム部門金賞を受賞した後、彼女は15人からなるオグルヴィーの世界クリエイティブ評議会のメンバーに指名されました。過去2年はデジタル広告会社クワークの最高クリエイティブ責任者としてデジタル映像のスキルを磨き、南アフリカ・クリエイティブサークルの執行委員会メンバーの職も引き続き務めています。
マルコ・ミレシはグレイラテンアメリカの最高執行責任者 (CEO) です。グレイに入る前はペルーで広告代理店Circusを経営していました。同社は2013年にグレイ/WPPに買収されマルコは6年間グレイCircusのCEOを務めました。彼のリーダーシップのもとCircusは純売上高を4倍に伸ばし、Brand Lab (ブランディング) と Carne (ブランド・広告コンサルタント) を立ち上げました。これによりグレイCircusはグレイのオフィスとしてはラテンアメリカで最大規模のものとなりました。マルコはP&Gイタリア、レオバーネット (ハンガリー、ロシア、イタリア、ペルー、コロンビア)、ロエベ (スペイン、シンガポール) などと仕事をしてきました。グレイラテンアメリカのCEOに就任する前はグレイメキシコのCEOを務めていました (現在もそうです)。サッカーをするのが大好きで、チーム作り、リーダーシップ、結果に焦点を合わせた取り組み、得点能力 (サッカーにおけるゴール、広告におけるNB) などのスポーツのスキルをビジネスアプローチにも取り入れています。
ディエゴ・メドヴェドッキーはグレイ・ラテンアメリカの社長兼最高クリエイティブ責任者で、グレイ・アルゼンチンの社長でもあります。2013年にエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターとしてグレイ・アルゼンチンに加わり、さらに2014年にグレイ・ラテンアメリカの最高クリエイティブ責任者も兼任することになりました。2018年にはグレイ・アルゼンチンの社長に昇格し、2019年にはグレイ・ラテンアメリカの社長に就任しました。2014年以降は、世界クリエイティブ評議会の一員です。2014年にグレイ・アルゼンチンの業績が認められ、アルゼンチン最大のクリエイティブな祭典、ディエンテでのグランプリおよび「エージェンシー・オブ・ザ・イヤー」をはじめとして複数の賞を授かりました。同エージェンシーは、カンヌ・ライオンズ国際クリエイティビティ祭で数多くの賞を受けてきました。ディエゴは同祭典で審査員や講師としても招かれています。彼は、MTV、プジョー、BGH、BBVA、ケアフォア、ソニー、ルノー、モヴィスター、コカ・コーラ、P&G、キャドバリーをはじめとする多くのクライアント向けのキャンペーンを率いてきました。また、ターナー、ハヴァス、ユーロRSG、パブリシス、デル・カンポ・サーチ&サーチで仕事をしてきました。2011年、アルゼンチン・クリエイティブ・サークルが彼を「最高のコピーライター」として指名し、今や彼はその取締役会の一員です。
Owen Doughertyは、2006年からグレイグループのチーフ・コミュニケーション・オフィサーを務めています。グレイの全世界的なコミュニケーションの開発と管理を統括し、受賞歴のある業務やクライアント・カウンセルなどのメディア対応全般に従事する一方、広告宣伝、市民社会やビジネスコミュニティへの渉外活動も管理しています。Owenは、シカゴ市長室のアシスタント・プレス・セクレタリーおよびチーフ・スピーチライターとしてキャリアをスタートし、その後バーソン・マーステラでメディア対応、危機報道、政府業務等に従事しました。グレイ入社以前は、EuroRSCG Worldwide、JWT、BBDO Worldwide、FCBなどでワールドワイドのコミュニケーションの責任者を歴任しました。WPP Corporate Responsibility CommitteeおよびAdvertising Educational Foundation理事会のメンバーであり、シカゴのMercy Home for Boys&Girls理事会の終身メンバーでもあります。